厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は24日、全国の3分の2以上の市区町村で、2035年には子供(0〜14歳)の数が人口の1割未満になるとの将来推計をまとめた。「平成の大合併」で市町村数は08年までに半数近くに集約されたが、35年に人口が5000人未満になる自治体は2割を超えると予測している。
市区町村の人口将来推計は5年ごとの発表で、今回は05年国勢調査を基に今月1日現在の1805自治体を対象にした。
05年と比べ人口が減る自治体は92%。15歳未満の子供の数が減る自治体は99.8%に上り、約2割は05年の4割以下に落ち込む。05年時点では、95%の自治体で子供が人口の1割以上いるが、35年には、これが31%に激減すると見込んでいる。
一方、65歳以上の高齢者人口は、約4分の1の自治体で30年間に5割以上増え、高齢者の割合が4割を超える自治体は、05年の3%から35年は42%に急増する。
市区町村別で推計人口減少率が高いのは(1)群馬県南牧(なんもく)村(68%減)(2)同県神流(かんな)町(66%減)(3)高知県大豊町(同)。